こんにちは!カウンセリングルームsatoです。
私の住む関東では現在梅雨真っただ中です。日本気象協会の発表によると、九州から関東が7月中旬、東北は7月下旬の梅雨明け予想だそうです。
梅雨が終わった~と安心するのもつかの間、すぐに暑く長い夏がやってきますね。
私は20数年北海道・青森県で過ごし、その後関東に引っ越してきたのですが、一番苦手なのが今でもこの梅雨の時期と夏の酷暑(しかも湿気もすごい…)です。
涼しい部屋から一歩でるともわっとした空気に包まれる感じやきれいに髪を整えてもその努力が一瞬にして奪われ体にまとわりつく湿気と汗、日向に行くと刺さるような暑さ・・・とブログを書いていて想像しただけでも息苦しくなってきました・・・(笑)
さて、梅雨時の雨続きや、湿気の多い暑い夏は、身体的な体調だけでなくメンタルヘルスにも影響を与えることがあり、不調によりカウンセリングにいらっしゃる方も少なくありません。
ということで今回は、梅雨・夏の季節がメンタルはヘルスに与える影響と心の健康を保つためのヒントを書いてみようと思います。
梅雨と夏がメンタルヘルスに与える影響
・季節性情動障害(SAD)
季節性情動障害(Seasonal Affective
Disorder:SAD)は、季節とともに出たり消えたりするうつ病の一種です。主に”冬季うつ”と呼ばれるように冬に発生することが多いですが、梅雨の時期のように日照時間が短くなる時期にも発生する可能性も考えられます。SADは、特定の決まった季節や時期にエネルギーの低下、過度な眠気、憂鬱な気分を引き起こすことがあります。
・高温多湿によるストレスの上昇
高湿度や高温は身体にストレスを与え、疲れやすくなることがあります。さらに多湿や高温状態は寝付きが悪くなり、睡眠の質が低下することもあります。これにより、日中の疲労感やイライラが増すことがあります。
・自由な外出の制限
雨の日が続いたりあまりに暑い日だと日中の外出の機会が減り、運動不足や孤立感・孤独感を感じることがあります。これは、特に一人暮らしの人や高齢者にとっては重大な問題となることがあります。
読んでるだけで憂鬱な気持ちになりますね・・・
しかし!心の健康を保つためのヒントを意識することで、これらによる悪影響を防ぐ・緩和することが出ます。
心の健康を保つためのヒント
・十分に光を浴びる
日光を十分に浴びることで、幸福感や気分の安定をもたらす神経伝達物質である「セロトニン」の生成が促進されます。一般的には15分~30分程度朝に日光を浴びることが有効とされています。そのため、梅雨の時期でもできるだけ朝は思い切ってカーテンをあけて少しぼーっと光を浴びてみたり、窓際で朝食を取ってみるなどがおすすめです。
・室内での運動を取り入れる
雨の日や熱中症のリスクがあるような暑い日には室内でできる運動を取り入れましょう。筋トレ、ヨガ、ストレッチ、エアロビ、ダンスなど家の中でできる運動が実はとても多いです。ご自身の得意不得意や体調に合わせて体を動かしてみることで、ストレスを軽減することができ、次にも触れますがほどよい疲れも感じられて睡眠の質の改善にもつながります。
・規則正しい生活
生活や睡眠のリズムを整えることは、メンタルヘルスの土台のようなものだと私は思っています。自分に合った睡眠時間を見つけ、特に毎日なるべく同じ時間に起きるということを心掛けるとリズムが整いやすいと言われています。
・コミュニケーションやつながりを意識する
誰かとのつながりを保つことは、心の健康にとって重要です。友人や家族と電話やLINEをしてみる、それこそオンラインカウンセリングを利用して今の気持ちを話してみるなど、直接会えなくても誰かとつながっているという気持ちが沸くだけで孤立感を減らすことができます。
直接やり取りができなくても、これまで出会った優しくしてくれた人や好きなキャラクターや推しの顔を思い浮かべるだけでも孤独感の和らぎを感じられることもできます。
・趣味やリラクゼーションに取り組む
思うように外に出れない…というピンチをチャンスに変えて、自分の好きなことに時間を使ってみるのも良いでしょう。
読書や映画・動画鑑賞、料理など、なるべく少しでも楽しいと思えたりリラックスできるもの、やってみたいと思っていたけれどなかなかできていなかったものを選んでみましょう。ストレスが軽減され、心の安定が図れます。
これといって特別なことはなく、意識すると実践できそうなものも多かったのではないでしょうか?
もちろん自分で取り組んでみることも十分効果的ですが、専門家の力を借りて取り組むとより効果が得られやすいでしょう。
オンラインカウンセリングでぜひ一緒に梅雨や夏の心に涼しさを与えてみませんか?